関節リウマチの原因とは?

関節リウマチは、関節の内側にある滑膜に腫れや痛み・こわばりなどを感じる炎症を起こし、継続した後、変形する病気です。
原因は完全に解明されていませんが、遺伝による体質に加えてウイルスなどの刺激が加わり、免疫に異常が生じて起きる自己免疫疾患の1つと考えられています。
関節リウマチの初期症状は、関節の痛み・軽度の貧血・血液の異常などが見られますが、他の病気でも見られる症状ですので発病した初期に診断することは難しいようです。

発症原因は免疫の仕組みが乱れることによって起こると考えられています。
関節は骨と骨がつながれた部分で、骨の端にはクッションとなる軟骨も存在します。
これらの関節周囲が滑膜という膜で覆われていて、この滑膜から分泌される関節液によってスムーズな関節の動きが得られます。
ウイルスなどによって免疫の仕組みが乱れると、体外から侵入した異物に過剰に反応してしまうアレルギーや、自分の体の組織・成分を異物とみなして攻撃してしまう自己免疫疾患が起こります。
これが関節リウマチの原因であると考えられています。

日本には60~70万人の関節リウマチの患者がいると言われており、男性より女性の患者さんが多く、男性の3~4倍の発病率です。
30~50歳代で発症することが多いのですが、16歳未満の若い時期に発病するケースもあります。
発病は遺伝が関係することが分かっていますが、家族に関節リウマチの方がいたとしても、必ず発病するというわけではありません。

関節リウマチの患者は、痛み・倦怠感のため安静にしすぎることがありますが、必要以上に安静にすると関節が動かなくなることがあり、筋力や心肺機能の低下につながりやすくなります。
症状の度合いに合わせて適度な運動を行うことも必要です。
医師や理学療法士の指導の下で行う、リウマチ体操も有効であると言われています。

また、関節を冷やさないようにすると、痛みが軽減されるますので、関節を冷やさないような服装を心がけることも必要です。
夏場などはなるべくエアコンの風に直接当たることを避け、寒い季節も外出時に注意し、関節が痛むときは冷水が当たることを避け、湯たんぽ・温浴で温めるようにしましょう。

リウマチの症状を和らげる方法

関節リウマチの痛みが強い時はどのようにしたら良いでしょうか。
リウマチの痛みを緩和するのに、温熱療法、寒冷療法とがあります。
自宅でも簡単に行うことが出来る方法なので便利です。

関節リウマチは関節周囲の筋肉がこわばり、血流が悪くなることも痛みを強める要因となるので、ホットパックなどで温めることで血流が良くなれば、症状がやわらぐことも多いです。
ただし、関節が腫れたり、熱をもっている時には、冷水等で冷やした方が効果的でしょう。
関節の状態によって、温めるか冷やすのかを使い分けることはとても大切です。

関節リウマチは、本来は自分を守ってくれる役目の免疫が誤作動を起こし、おもに関節の内側にある滑膜を攻撃することによって、腫れや痛みなどの炎症を起こし、それによって関節の変形する病気です。
はっきりとした原因はわかっていませんが、細菌やウイルスの感染、過労やストレス、喫煙、出産やけがなどをきっかけに発症することがあります。

関節のこわばりを取り除くためには運動やリハビリが欠かせませんが、過度な運動による関節への負担がかからないように注意が必要です。
患者さん自身が疲れすぎるようなきつい運動では毎日続けていくことが難しく、途中で挫折してしまう可能性もあります。
運動やリハビリは繰り返し行うことで、手足のこわばりや関節の動きの改善が徐々に起こってきます。
適度に安静にする時間を取りながら、休憩を挟むことで日常的な疲れや関節への負担がかかりにくくなります。
自分の体調を考えながら、適切な運動を行い、こわばりの悪化を防ぐようにしましょう。
また食事も大切な要素のひとつです。
健康な筋肉を保つために、肉、魚、大豆製品、乳製品などの良質なたんぱく質をとるようにしましょう。
青魚の脂に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)には、関節の炎症を抑えてくれる働きがあるといわれていますので、積極的にとるように心がけたいものです。